偏食に負けない腸を作る

肉食動物の腸は体長の約3倍ですが、草食動物では約12倍もの長さになります。
なぜなら草食動物は消化しにくい食物繊維を多く食べるので、長い腸が必要なのです。

日本人はもともと農耕民族で穀菜食のため、草食動物並みの長い腸を持っています。
しかし戦後の欧米化によって肉食中心の生活になったため、
腸が長い分便の腸内滞留時間が長くなり腐敗便が出来やすくなってきました。

その結果、悪玉菌増殖の危険性、過剰な動物性脂肪の影響などで大腸がんや潰瘍性大腸炎、そのほかの成人病を引き起こす可能性が欧米人より高くなっています。
偏食に負けない腸を作るには、以下に注意したライフスタイルを維持しましょう。

1、腸を冷やさない
冷たいものを食べたり飲んだりしない。お腹を温める。

2、便を硬くさせない
肉だけでなく野菜も食べる。定期的に水分を補給する。

3、消化を良くする
よく噛んで食べる。乳酸菌生産物質を摂るなど、腸内の善玉菌を効率良く増やす。

以上を守って「腸力」を高めていきましょう

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